20日余りで脳出血による半身不随の後遺症が改善！

楊樹剛さん 44歳 河北省唐山市 この方のお話です。

若くて丈夫な43歳の私に思わぬ禍が突然降ってきました。

2017年10月27日朝7時頃私はいつものように車を運転して家を出ました。しばらく運転した時、何かおかしいと感じて車を脇に止めました。その時、ひどい頭痛で我慢できません、右脚もうまく動きません、立ってみようと思って立ったものの立っていられません。私は、日頃から血圧は高く、120mmHgから180mmHgくらいで、高血圧のせいかと疑いました。十数分後には、右半身の感覚がなくなっていました。声をかけられても反応できず、動くこともできません。何人かの心ある方達に車から出してもらい病院へ運んでもらいました。CT検査を受けたところ、脳内出血、出血１２ｍｌと診断され、ICU病室に入りました。昏睡状態十数日後、目を覚ました時、自分は脳出血で倒れ半身不随になり、廃人になってしまった、大型ももう運転出来ない、自分で自分の事も出来なくなってしまった、もう生きていくことに何の意味もない、44歳で誰かの世話にならなければならない体になってしまったと思いました。

家族の者は、私をなぐさめ、毎日漢方薬を飲ませ鍼灸を打たせました。毎日針を打って（28針から40針）１カ月と７日目、私は家族に支えられてもやっと一歩しか前に出せません。２か月後、５，６歩がやっとでした。心の中は、とても焦っていて早く歩けるようになりたい気持ちでいっぱいでした。でも足は言う事を聞かず力なく円を描くばかりです。３カ月たっても明らかな改善は見られませんでした。

妻が毎日泣いてばかりいるので、おかしいと思いたずねると、命は助かったが半身不随は一生治らないからもうお金をかける必要はないと医者は言ったというのです。妻も私も気持ちが落ち込み、家には年寄りも子供もいるのに家族の柱の私はどうしたらよいのかと絶望の淵にありました。そんな時に天の神様が柴玉文さんに引き合わせて下さり、鉄力に行くように勧めてくれました。そしてやってみようという気持ちで鉄力にやってきました。

図：楊樹剛さんが鉄力に着いたばかりの頃の写真。腕は上がらず、両脚は思うように動かせない状態

2018年6月1日、私は日月峡森林瑜伽養生講習班に参加しました。たくさんの人たちが声瑜伽を練習して薬を飲まずに良くなっていくのを見て、自分はどこが違うのだろう、あの人たちから学んで苦しくても頑張らなければと思いました。最初は足を組もうと思っても組めません。第一期の講習班が終わって、続けて次も受けました。他の人が元気になっていくのを見るにつけ焦る気持ちが募ります。双趺坐で2時間頑張りました。最初は痛くて我慢できません、でも病気を治す為だと思いなおして歯をくいしばって痛さを我慢しました。

 

森林瑜伽養生講習班は、私を変えました。前とは気持ちが違って人生に真っ向から向き合うことができるようになりました。とりわけ劉先生の授業に心を打たれました。病気になる原因がわかり、根本の所から考え直し、自分自身を見つめなおし、意識の中でも治るようにと思って鍛錬していくと以前ほど足を組んでも痛くなくなり、そのうち2，3時間は足を崩さずに済むようになりました。

初めて日月峡国家森林公園に森林体験をしに行った時の事です。他の人は皆、私は山に登れないだろうと思っていました。先生に励まされてゆっくりと１８曲がりを歩き頂上の拱北峰まで1時間ほどで登りました。頂上に着いた時のうれしさといったらなんと言えませんでした。自分のような体の者でも頂上まで登れた！とうれしさが込み上げました。下りは、2時間ほどかけて下りました。この登山で脚がふらふらと円を描くのが小さくなり、腕が上がるようになり、右手の指も感覚が少し戻ってきました。

2回目に登った時には、45分で登り、下るのに1時間。他の人と変わらない速さです。

歩く速さは前よりも早くなり脚も前ほど重くなくなり、手腕がまっすぐなるようになり、5本の指も伸ばせるようになったのです。脚が描く円もさらに小さくなり、手指動かせるようになってきました。

日月峡は、なんて不思議な所でしょう！ここに来た当初は、医者が治せないものがここで治るのだろうかと心の中では色々と疑っていました。しかし、家であんなにお金を使ったのに、この腕さえ上げられなかった、なのに、18曲がりを登っただけで、私の手や腕はうごくようになり、腕をあげられるし、親指と人差し指を付けることができる。今では、親指と他の4本もつけられるし、腕だって高く上げられるようになった。自分でも信じられないほどですが、本当の事です。血圧も薬を飲まずに今では90mmHgから140mmHgです。

図：楊樹剛さん 声瑜伽を練習し、18曲がりを登った後、腕が上がるようになった

 

私は、両腕を上へ高く挙げて日月峡拍手ヨガロビを踊り、みんなと一緒に動瑜伽をしている！まさに子供のように喜んでいました。わずか20日余りでこんなに変化がおこるなんて、ここはなんてスゴイところなんだろう。日月峡森林瑜伽にもっと早く出会えればよかった！生きる喜びをここで見つけ、人生の一瞬一瞬が有意義ものであると知りました。やさしくて、親切で、信頼できる劉先生に出会うことができて本当に幸せだと思います。そして日月峡のボランティアの人達にはたくさんの驚くような業績があり、それに刺激されてあの人たちに学んで自分もボランティアをしようと思います。

注：この3枚の写真は、楊樹剛さんが3度目の18曲がりを歩きながらゴミ拾いをしている時の様子です。この時、18曲がりを2往復しました。

2018年6月23日第3期の講習班は、日月峡国家森林公園に行って森林体験をしました。

この時は、3度目の18曲がりになります。歩きながらゴミを拾い、体はますます良くなっ

ていきました。

 

私は17歳の時に運転を始めどんな車でも運転できます。体が回復したら、日月峡のボランティアに入り運転手を務めたいと思います。ここのボランティアの人達は、自信を持って生き生きとし、楽しく、私を笑うどころか助けてくれるし、励ましてもくれます。

 

日月峡での23日間で、半身不随の身体がこんなに早く、こんなによくなりました。他では、有り得ない事でしょう。病院で一生障害者だと言われた私ですが、その言葉をひっくり返しました。私の身体は良くなりました。森林瑜伽が私の人生を変えてくれました。

今、私はやっとわかりました。人はどのように生きたら価値があるのかが。

 

主述：楊樹剛（第3期森林瑜伽班学習者）作者、整理：莫淑清

媒体：日月峡森林瑜伽養生効応 編集：阮本慧 翻訳：依田泉

 

翻訳者後記：

楊さんは、私が鉄力で実際に会った方です。私は、6月8日から第2期講習班、第3期講習班と参加しました。楊さんは、6月1日の第一期から参加していました。

6月23日野外体験学習で18曲がりを登っていく時に、楊さんが一回登って降りて行って、また上がってきたのを見ましたし、しばらく一緒に歩きました。翌日楊さんが、18曲がりを登って、自分の身体がまた変わった！良くなった！と大教室で興奮気味に周りの人に話しているのを見ました。その後すぐにこの記事がホームページに載ったので、記事を見て感激したとお話しをしてから、しっかりと右手で握手をし、記念に一緒に写真を撮りました。

（楊樹剛さんと記念写真 2018年6月25日6階大教室で）